医用電気機器 JIS規格更新のご案内

医用電気機器 JIS規格更新のご案内

2023年2月25日に発行された以下のJIS規格は,2026年2月24日 に経過措置期間が終了します
規格番号 通則・副通則 改正・制定 規格名
JIS T 0601-1:2023 通則 改正 基礎安全及び基本性能に関する一般要求事項
JIS T 0601-1-2:2023 副通則 改正 電磁妨害―要求事項及び試験
JIS T 60601-1-6:2023  副通則 制定 ユーザビリティ(JIS T 62366-1:2022評価含む)
JIS T 60601-1-8:2023 副通則 改正 アラームシステムに関する一般要求事項,試験方法及び適用指針
製造業者様はまず下記の確認をお願いいたします
 

旧規格に適合した医用電気機器は現在も製造販売されていますか?
 


2026年2月24日以降も継続して販売されますか?
 


今年2024年からの規格更新対応をお勧めいたします
 
(2025年は本件の問い合わせが集中すると予想します)

※製造業者様の対応(以下のSTEP01~05を確認ください)

  • STEP 01
    共通

    規格更新対象の医用電気機器の洗い出し

    過去に弊社で評価を実施した医療機器リストを参考に,規格更新の対象となるモデルの洗い出しを
    お願い致します。
    すでに他試験所にて試験を実施しているモデルについては,弊社へお問い合わせください。

    長野EMCセンター
    新横浜安全センター
    • STEP 02
      EMD

      JIS T 0601-1-2:2023 EMD 電磁妨害のレベル確認試験

      ・近接磁界イミュニティ試験 印加箇所は製造業者様で決定ください
        ( 卓上の小型機器であれば半日工数)
      ・伝導エミッション試験 定格電圧範囲有り → 最小最大電圧 
      ・伝導イミュニティ試験 試験対象ケーブル(1m 以上) 変更による試験 
       

       “EMD4.1 版への移行について”をご参照お願いいたします。




      長野EMCセンター
  • STEP 03
    Safety

    JIS T 0601-1:2023 のギャップ分析

    1) JIS T 0601-1:2017 から追加/変更となる部分についてのギャップ分析の実施
      ギャップ分析を事前に実施することで、新規格への対応がより明確となり、
      また、その後に実施する規格更新作業もスムーズに進みます。

    2) 供試サンプル1 台及び周辺機器をご準備ください
    3) その他、前回評価時から変更になっている点(仕様、回路、部品等)があればご連絡ください。

    ★ギャップ分析費用:医用電気機器 各々で異なります(お問い合わせください)
    ★作業期間:4 ~6週間前後
      (※弊社の空き状況にもよりますため,事前のご予約をお勧めいたします)





    新横浜安全センター
  • STEP 04
    EMD

    JIS T 0601-1-2:2023 EMD 本試験実施

    提出いただいた “詳細な試験計画書”に基づき試験実施いたします。

    長野EMCセンター
  • STEP 05
    Safety

    JIS T 0601-1:2023 規格更新評価

    上記③のギャップ分析の結果をベースに規格更新の評価作業を実施します。
    規格更新の作業は、ギャップ分析の結果から期間及び費用が算出されます。

    ★規格更新費用:ギャップ分析の結果による
    ★作業期間:   同上



    新横浜安全センター
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