製造業者さまへ お忘れではございませんか?
ME機器又はMEシステムに共通する危害に対し,下記規格 のイミュニティ試験において,
ME機器又はMEシステムの 基礎安全 が保たれていることが細分箇条8.1により求められています。
IEC 60601-1-2:2014(第4版)※,IEC 60601-1-2:2014+A1:2020(第4.1版)※
※EN,JISを含む
IEC 60601-1-2:2014,IEC 60601-1-2:2014+A1:2020 細分箇条8.1より
イミュニティ試験を始める前に,製造業者は,適用する個別規格又はリスクマネジメントに基づいて,
電磁妨害に関わる 基礎安全 及び基本性能に対する具体的かつ詳細なイミュニティ合否判定基準を決定する。
製造業者は,さらに,各合否判定基準に適合していることを確認するために,試験中にME機器又はMEシステムを
どのように監視するかについても決定する。
イミュニティ試験を始める前に,製造業者は,適用する個別規格又はリスクマネジメントに基づいて,
電磁妨害に関わる 基礎安全 及び基本性能に対する具体的かつ詳細なイミュニティ合否判定基準を決定する。
製造業者は,さらに,各合否判定基準に適合していることを確認するために,試験中にME機器又はMEシステムを
どのように監視するかについても決定する。
基礎安全とは?
IEC 60601-1:2005+A1:2012,細分箇条3.10より
基礎安全(BASIC SAFETY)
ME機器を正常状態及び単一故障状態で使用するとき,物理的ハザードに直接起因する受容できないリスクがないこと。
IEC 60601-1:2005+A1:2012,細分箇条3.10より
基礎安全(BASIC SAFETY)
ME機器を正常状態及び単一故障状態で使用するとき,物理的ハザードに直接起因する受容できないリスクがないこと。
具体的に何を確認する?
ME機器又はMEシステムに共通する危害として,
温度上昇によるやけど,漏れ電流による感電,AC-DC間分離,絶縁不足による火災,可動部による挟み込み などがあります。
これらの危害に対して,イミュニティ試験後も物理的な安全が保たれているか= 基礎安全 を確認する必要があります。
イミュニティ試験における基礎安全の合否判定基準と監視方法は製造業者が規定します。
例えば,漏れ電流測定,耐電圧試験などで確認する方法があります。
※合否判定基準と監視方法は試験計画に記載することが望ましいとされています。(現実には必須です)
温度上昇によるやけど,漏れ電流による感電,AC-DC間分離,絶縁不足による火災,可動部による挟み込み などがあります。
これらの危害に対して,イミュニティ試験後も物理的な安全が保たれているか= 基礎安全 を確認する必要があります。
イミュニティ試験における基礎安全の合否判定基準と監視方法は製造業者が規定します。
例えば,漏れ電流測定,耐電圧試験などで確認する方法があります。
※合否判定基準と監視方法は試験計画に記載することが望ましいとされています。(現実には必須です)
認定試験所のアイピーエスだからこそのサービスを行っています!
アイピーエスでは,基礎安全確認試験をご依頼いただいたお客様に対して,以下のサービスをご提供しています。1)イミュニティ試験直後に通則の漏れ電流測定及び,耐電圧試験などの限定試験を行い,
独立したVLAC又はJAB認定試験報告書にその内容を記載し発行します。
2)EMD試験後,通則全体の試験を行う。
※2)は,もしも通則の試験において不適合,部品変更等が発生した場合,EMD試験で基礎安全が低下していなかったことを
担保できなくなる恐れがあります。
規格適合!
お問い合わせは長野EMCセンターまで